『桃華月憚』

2007年春-夏。古くから由来のある上津未原の地で、記憶を失って目覚めた守東桃香、転校生の犬飼真琴・白川明日菜、風に乗って現れた食欲旺盛な川壁桃花その他学園の生徒たち、及び守東桃香のママ・由美子さんなどが起こす・巻き込まれる不思議な事件。しかしそれらはみな○○で…みたいな話なんだけど、今まででこんなに訳の分からない話に出会ったことがない(少なくともアニメでは)。逆展開方式というか、最初に最後の物語が語られて、それから話が逆方向に進むもんだから、あー、このキャラクターがこうなっているのはこういう理由があるからなんだな、と話を追うと少し分かるんですが、なんでこんなにややこしい作り(構成)にしたんだろう。普通に作っても物語内物語とか、過去の因果とか、ややこしい素材満載なのに。しかしおかげで、絵のクオリティもあいまって、忘れがたいアニメ体験になりました。こんなアニメ、テレビ放映で半年も見てた人なんてどうかしてる。録画とかで毎回(毎週)前の回の復習しないとちょっと無理。

桃華月憚 月華之抄 [DVD]

桃華月憚 月華之抄 [DVD]