『さよなら、さよならハリウッド』(ウディ・アレン)
2002。 別れた妻がプロデューサーになって、600万ドルの映画を作ることになった映画監督(ウディ・アレンの自作自演)。ところが撮影に入ろうとする日に、目が突然神経症で見えなくなってしまう。それでも映画を撮らなくてはいけないというハメに陥った彼をめぐるドタバタ。ウディ・アレンはドダバタというよりギャグとかコントみたいな映画なんで、ちょっと方向性が違うかな。浮気する話としても物足りないし、ハリウッド映画の風刺としても物足りない。足りないものが多いのが気になりますですな。1960年代、あと40ぐらい若かったらもっと面白くドタバタ映画にしちゃったんだろうけど、老映画監督、という設定が生きてこないわけでありまして…。
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