『屋根裏部屋のマリアたち』(フィリップ・ル・ゲイ)

2010/2012。ドゴール政権時代のフランス。富裕階級の資産管理・株取引を商売にしているブルジョアの社長は、母の死後引退する形になった召使(メイド)の代わりに、新しくスペイン人の若いメイドを雇う。彼女と彼女を通して見る世界は、今までの彼の生活を徐々に変えていく、という話。政治的に日本だったらとっても微妙な話を、フランスではどのくらい微妙なのかは知りませんが、ちゃんと政治的になりすぎないように、話として面白くなるように描いているところが面白かった。あんまり期待しないで見たので、ちょっと予想以上の出来に驚く。飯田橋ギンレイホールでかかっているような映画、もう少しマメに見ることにしよう。エロゲみたいにちゃんとメイドとご主人は寝るんですが、不倫映画っぽくなくて、なんか日本映画でもおかしくないような、3年後、スペインに行って笑顔のメイドと再会するという信じられないハッピーエンド。とても今の日本映画好きに受けそうです。監督はフィリップ・ル・ゲイという全然知らない人。2010年にフランスで公開され、日本ではアルバトロスが2012年7月に配給。

屋根裏部屋のマリアたち [DVD]

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『戦場の都市伝説』ほか

戦場の都市伝説 (幻冬舎新書)

戦場の都市伝説 (幻冬舎新書)

『戦場の都市伝説』石井光太/幻冬舎/798円)
常に狂気に包まれた戦地や紛争地帯では、多くの都市伝説や怪談が生まれる。ウガンダビクトリア湖の「死体を食べて大きくなった巨大魚」、パレスチナの「白い服を着た不死身の自爆テロ男」、カンボジアの「腹を切り裂こうとする幽霊」、ナチス・ドイツの「ユダヤ人の脂肪でつくった人間石鹸」──。これらの噂話が妙に生々しいのには理由がある。その裏側には、往々にして、軍や政府、ゲリラ組織が隠蔽した「不都合な真実」があるからだ。海外取材経験豊な気鋭のノンフィクションライターが「都市伝説」から解き明かす、人間の心の闇と、戦争のリアル。
 
戦略論

戦略論

『戦略論−現代世界の軍事と戦争−』(ジョン・ベイリス/編 ジェームズ・ウィルツ/編 コリン・グレイ/編/勁草書房/2940円)
高まるテロリズム,核開発,新興国の軍事的台頭・・・軍事戦略は現代人の必須教養だ!本書は、戦争の原因や地政学,インテリジェンスなどの要点を解説するスタンダード・テキスト。キーポイント,問題,文献ガイドも充実。戦争はなぜ起こるのか? クラウゼヴィッツの思想とはどのようなものか? 軍事技術はどのように発展したのか?本書は,欧米はじめ世界で広く使われているスタンダード・テキストStrategy in the Contemporary World: Introduction to Strategic Studiesの基本部分。現代世界の軍事と戦争に関する重要テーマを,世界的第一人者たちがバランスよく,ていねいに説明する。
 
レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史

レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史

『レッドアローとスターハウス−もうひとつの戦後思想史−』原武史/新潮社/2100円)
なぜ西武は東急に負けたのか? 勝敗を分けた“思想”の正体とは? 東京の西郊を疾走する特急電車(レッドアロー)と、“団地の時代”を象徴する星形住宅(スターハウス)。西武鉄道と団地が輝いたあの時代、あの空間に芽生えた“思想”に迫る。なぜ沿線に次々と巨大団地が建設されたのか。「反共主義者」の膝元で、革新政党の票が伸びたのはなぜか。対米中心の歴史認識に異を唱え、“もうひとつの戦後思想”をあぶりだす力作評論。
 
秘蔵鉄道写真に見る戦後史 上 (単行本)

秘蔵鉄道写真に見る戦後史 上 (単行本)

『秘蔵鉄道写真に見る戦後史 上(昭和20年代) 終戦直後の苦難の時代を闘った鉄道10年の記録』(原口隆行/解説 須田寛/監修/JTBパブリッシング/2625円)
戦争でダメージを被った国土にあって、鉄道はそれ自身が復旧し近代化を進めただけでなく、戦後日本の復興から経済発展の過程に大きな役割を果たしてきた。当時貴重だったフィルムを使用して、日本交通公社の専属カメラマンによる膨大な記録写真から厳選。駅、列車や人々の姿などに時代や世相が見える写真に、当時のニュースやトピック、風俗をまじえた解説を加えた写真集。上巻は昭和20年代を収録。
 
秘蔵鉄道写真に見る戦後史 下 (単行本)

秘蔵鉄道写真に見る戦後史 下 (単行本)

『秘蔵鉄道写真に見る戦後史 下(昭和30年代) 戦後経済成長の礎を築いた鉄道10年の記録』(原口隆行/解説 須田寛/監修/JTBパブリッシング/2625円)
戦争でダメージを被った国土にあって、鉄道はそれ自身が復旧し近代化を進めただけでなく、戦後日本の復興から経済発展の過程に大きな役割を果たしてきた。当時貴重だったフィルムを使用して、日本交通公社の専属カメラマンによる膨大な記録写真から厳選。駅、列車や人々の姿などに時代や世相が見える写真に、当時のニュースやトピック、風俗をまじえた解説を加えた写真集。下巻は新幹線開業までの昭和30年代を収録。
 

2012年11月18日

林さんと、心理的アレルギーとしての差別・風評被害に対する議論 - Togetter

以前の対話
その1:
http://togetter.com/li/350463
その2:
http://togetter.com/li/351119
その3(一旦終了)
http://togetter.com/li/352005
対話の続き
http://togetter.com/li/406012

by nk12

萌えるね?鐘会さん その2 - Togetter


萌えるね?鐘会さん
http://togetter.com/li/341906
by jonathanohn

2012/11/18 帰ってきた燃料話(その3:ガソリン編) - Togetter

2012/11/13 帰ってきた燃料話
http://togetter.com/li/406676
2012/11/14 帰ってきた燃料話(その2:軽油編)
http://togetter.com/li/407233
の続きです。
【強く推奨できるページ】
http://www.noe.jx-group.co.jp/binran/part05/chapter01/section01.html
燃料を論じる上で、この石油便覧は必携です。
 多忙故、休憩時間を盗みつつですが、ゆっくりお話しできれば。また、ここで一旦休みます。お休みなさいませ。

by hebotanto

【ポスターの謎】大相撲初場所 この右腕は誰? - Togetter

2013年1月、両国国技館で開催される大相撲初場所のポスター

「この右腕は、いったい誰?」

2012年秋場所のポスターの謎(http://togetter.com/li/363372)に続き、今回もこの謎解きに挑むのは日刊スポーツの相撲記者(@Ichiro_SUMO)さん。
果たして右腕の力士は誰なのか、早くも諸説入り乱れている模様です。

日刊スポーツ相撲記者さんのツイート(https://twitter.com/Ichiro_SUMO)は相撲に関する珍しい・面白い話題でいっぱいですので、そのほかの話題はみなさんがフォローしてチェックしてくださいな。

by ushironokuma

2011年3月16日午前、2Fでの線量上昇データが未公開だった - Togetter

東京電力がことし5月に最新の解析結果を公表し、去年3月15日に2号機から翌16日には3号機から、大量に放出されたとしているが、具体的な放出経路などは明らかになっていない。NHK原発周辺で観測された放射線量について改めて調べたところ、第一原発から南に12キロにある第二原発の値に不自然な点があり、問い合わせた結果、未公表のデータの存在が分かった。
by hashimoto_tokyo